昔からの備前焼の深淵さを大切にしながら、生活感覚に合った機能的で使いやすい、 今の備前焼を追求しています。ロクロで一品ずつ手作りし、作品に合わせて板づくり、紐作り、 型抜きなどの技法も積極的に取り入れています。自然な仕上がりを心掛けて、登り窯をじっくり12日間ほど、 松割り木で窯焚きをして焼き上げます。
・1974年 栃木県益子にて陶芸修行を始める ・その後、岡山県備前に移り、金重利陶苑にて本格的に備前を学ぶ
・1978年 先輩でもある夫、久とともに備前長船町にて「大友窯」を築窯
・2001年〜エポーレ・カルチャースクール講師
日本の六古窯といわれている瀬戸・常滑・丹波・越前・信楽・備前のなかでも、もっとも古い窯場です。須恵器の時代から備前焼になり、無釉焼き締めの伝統を守りつづけ、一千年の間、窯の火は絶やしたことがないのが備前焼です。備前市伊部地区で盛んであることから「伊部焼(いんべやき)」とも言います。釉薬を一切使わず「酸化焔焼成」によって堅く締められた赤みの強い味わいや、「窯変」によって生み出される一つとして同じものがない模様が特徴です。茶器・酒器・皿など人気があり「使い込むほどに味が出る」と言われ、派手さはないが飽きがこないのが特色です。
・胡麻(ごま) - 窯焚の最中に、薪の灰が融けて生地にくっ付く事によりできる模様。
・桟切り(さんぎり) - 金・青・灰色などのさまざまな模様。
・緋襷(ひだすき) - 藁を巻き鞘などに詰め直接火の当たらない場所で焼くことによって、生地全体は白く、藁のあった部分は赤い模様になる。赤と白のコントラストが端麗で人気も高い。
・牡丹餅(ぼたもち) - 焼成時に作品の上にぐい呑みなどを置くことで、該当部分が白くなる。そのカタチが牡丹餅のようになることからこの名がつけられた。
・青備前(あおびぜん) - 通常備前焼き締めは酸化焔であるが、還元焔になることで青くなる。青備前は窯中で空気があたらない箇所で焼成されると出来る。また、初代藤原楽山が考案した塩青焼という塩を用いた手法でも、独特の青備前がつくりだされる。
*湯飲み/急須
*ごはん茶碗/どんぶり
*マグカップ/コーヒーカップ
* 徳利/ぐいのみ/酒器
*小鉢/中鉢/大鉢
*小皿/中皿/大皿
*置物/壷/香炉
*ペンダント
【笠間焼】
*阿部誠
*穂高隆児
*猪本拓
*永井久美子
*夢現窯/尾崎高行
*森永篤史
*菅原良子
*館野文香
*須藤忠隆
【美濃焼】
*美濃焼/快山窯
*美濃焼/あかね陶房
*源九郎窯/加藤健
*佐藤和次
*玉山窯/玉置兼光
*美濃焼/白山窯/山田正和
【萩 焼】
*岡田窯/岡田裕
【備前焼】
*小山末廣
*大友久
*大友恵美子
*永末隆平
【唐津焼】
*曹源窯/小島直喜
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